副業の収入はあまり期待しないという人もいますが、自分に合った副業を見つければ期待以上の収入を得ることは可能です。本来副業とは本業以外の仕事のことで、時間も収入面も制限されてしまう環境があります。
就労形態は色々とあり、アルバイトやパート、日雇いや内職、また最近はパソコンを使った在宅ビジネスも注目されています。オフの時間を有効活用できる副業ですが、もし始めるなら収入面でも満足したいところ。
失敗しないためにも自分のライフスタイルや趣向を考え、ピッタリと合う副業選びをしましょう。
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副業の収入目安について
副業の収入が本業以上になり、いつの間にか逆転するケースもあります。新たなキャリアを発見するチャンスも隠されていますので、副業選びはとても慎重になりますね。
多くの人が副業を始める理由として、お小遣い稼ぎや収入をプラスしたいことが挙げられます。では気になる収入面において、平均的な目安を詳しくご紹介しましょう。
副業の平均月収はいくら?
副業で得る収入はわずかでも、空いた時間を有効活用できるのは大きなメリットです。副業の平均月収は5万円~9万円台だといわれており、その次に多いのが1万円台。
一般的なイメージだと、2~3万円程度と思う人が多いかもしれませんが、実際には副業でかなり収入を得ている人が多く存在します。
これを平均してみると、主婦のひと月のパート代に匹敵するくらいの収入です。しかしこれはあくまでも平均で、副業の経年年数は反映されていません。
副業でいきなり高収入を得るのは難しい
ほとんどの場合、副業でいきなり高収入を得るのは難しいといわれています。たとえばスキルや経験がある分野を活かして短時間で収入を得られる人なら、最初から高収入は期待できるかもしれません。
長年やっていることを活かしたり、本業と関連性のある仕事をしたりする場合は、短期間で安定した副業収入を得られるケースもあるでしょう。
平均的な副業の就業時間
どのような副業を始めるにしても、本業を優先しなければなりません。深夜遅くまで副業をして、翌朝起きられないのでは困りますよね。
これから副業を始める人に知っておいてほしいのは、どれだけ時間を充てられるか。平均すると副業する時間は、週に10時間前後だといわれています。
時間に限りがあるので無限の可能性を考えながらも、現実的にできる範囲を知るのが大切です。
副業の収入で注意したい税金について
副業は収入アップのための手段で、副業をした経験があるサラリーマンも近年増加傾向にあります。手軽にできるオンラインの仕事など、深く考えずに始めて後でトラブルになる場合もありますので、事前に注意したいことについてご説明しましょう。
長期的に続ける
副業は稼げるようになるまでに、時間を要する場合があります。仕事に慣れるまでの時間やダブルワークのバランスをとるなど、徐々に軌道に乗り始めると副業の負荷を増やせるでしょう。
短期的に稼ぐことを目的とすると、副業は先が長いものに見えてしまいます。最初は1万円の収入でも徐々に増やし、長期的に続ける心の準備が大切です。
副業収入の扱いについて
サラリーマンは本業の勤務先で年末調整を行い、扶養控除申告書を提出します。副業の場合はこの申告書は提出せず、勤務先では年末調整を行いません。
そのため副業の収入は、個人事業主としての「雑所得」、もしくは「事業所得」となります。注意したいのは住民税で、全て所得が合計されて住民税が計算されるため、本業の会社で給与担当する人が住民税の金額を見て「副業しているのではないか」と気づく場合があります。
会社に知られないためには副業の収入を抑える、また会社に報告しておくなど事前の準備が必要です。
本格的に副業を始める場合
個人事業主としての収入になる副業は、勤め先が収入を把握しているわけではありませんので、自ら準備しておくべき内容がいくつかあります。
副業の収入が高額になる可能性は誰にでもありますので、その際に必要なことをいくつか見ていきましょう。まずは開業届や、青色申告承認申請書の提出です。
個人事業を始めるにあたり、税務署に開業したことを伝えなければなりません。また事業所得は、収入と支出の金額を把握するのは自分の役目になるので、仕訳帳や現金出納帳などの帳簿づけが必要になる場合も。
本格的なビジネスとして規模が大きくなれば、領収書や請求書などもしっかりと保存しなければなりません。
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始めてよかったと思える副業選びのコツ
今は色々なタイプの副業がありますので、本業とバランスをとりながら上手く生活を充実させられる環境があります。しかし簡単そうだから、短時間だけだからと魅力だけを意識して選ぶと、副業生活が中途半端になる可能性があるのでご注意ください。
ではこれから自分に合った副業選びをする人に向けて、失敗しないためのポイントをお伝えしていきましょう。
本業の10分の1を目安にする
お金は誰もが必要とするもの。副業は将来のための貯金や生活費など、人それぞれあらゆる用途で続けているでしょう。限られた時間内で高い収入を得たいのは、誰でも同じ気持ちのはず。
しかし無理をすると本業にも影響が出てしまうので、副業をする際は本業の10分の1の収入を目安にしてみましょう。たとえば月収20万円のサラリーマンなら、最初はひと月2万円前後の副業。
どんなに簡単な仕事でも、ダブルワークとなると生活リズムが変わり、慣れるまでに時間がかかります。ストレスで体調を崩さないためにも、無理のないゴール設定をしましょう。
趣味や得意分野を活かす
副業は、未経験でも始められるものが色々とあります。どのような仕事にも共通しますが、基本的に楽に稼げる仕事はそれなりの収入にしかなりません。
さまざまな制約がある副業を続けるためには、多少負担を抱えても楽しくするのがコツ。そんな生活を目指すなら、趣味や得意分野を活かすとよいでしょう。
たとえば手芸の趣味を持つ主婦なら、手作りのアクセサリーをネット販売できます。営業職で人に慣れているなら、コンビニで接客するのも方法のひとつ。
仕事はどうしてもストレスの原因になりますので、負担を減らしてスタートすることがコツです。
収入額で選ぶ
収入が増えるのは誰にとってもありがたいことですが、そのために体を犠牲にしたり本業に負担がかかったりするのは、まず避けたいところです。
自分に合う仕事を選ぶ際に意識したいのが、希望の収入額。たとえばひと月に1万円~3万円程度なら、クラウドソーシングやオークション、週末だけのアルバイトも可能です。
ひと月に10万円以上稼ぐなら、働く時間を増やすか時給の高いアルバイトをする、もしくは自分のスキルやネットワークを活用して専門的な副業を始めるなど。収入額に合わせて、仕事のジャンルを選ぶこともできます。
時間と場所
副業の収入は何よりも気になるところですが、現実問題働ける時間が短いという人もいるでしょう。副業は時間と場所を基準にして選ぶのも、とても大切なポイントです。
自宅で働きたい人ならパソコンを使った仕事、会社帰りにやりたいなら近くのお店など。限られた環境の中で無理なく続けるためには、実際に副業する様子をイメージして可能な時間と場所で探してみましょう。
まとめ
副業の収入は仕事内容によって異なりますが、満足する収入を得るためには本業や自分のプライベートとのバランスを考えるのが大切です。
わずかな収入でも普段の生活へのモチベーションがアップすれば、収入以上の価値があるといえるでしょう。
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