副業を掛け持ちしている人もいます。それによるメリットやデメリットには、どのようなものがあるのでしょうか。今回は副業を掛け持ちでする時に、知っておいて欲しい内容についてお伝えしていきましょう。
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副業を掛け持ちする理由
副業を掛け持ちする理由には、いくつかのものがあります。この理由から見ていきましょう。
色々な副業がしたいから
色々な副業をしたうえで、自分に一番合うものを見つけたいと考えるので、副業を掛け持ちする人もいます。
一つの副業だけをしていても、本当の意味で自分に合うとは限りません。こう考えると他の副業も、掛け持ちをしてみたいと考えるのでしょう。
副業には様々な種類があります。この中で試してみたいと思うものを見つけたのなら、二つでも三つでも掛け持ちをする人もいるでしょう。
きっと自分にとって、納得のいくものに出会えるはずと信じたい気持ちがあるのです。
知り合いに紹介をしてもらったから
最初は一つの副業だけをしていたけれど、縁があり知人から紹介をしてもらうケースもあります。
この場合には、特に断る理由もないと思うので副業を掛け持ちすると決めるのでしょう。
知り合いに紹介をしてもらった仕事なら、安心感を持てると思う気持ちもあるのです。この機会を逃すのはもったいないと思うので、副業の掛け持ちをすると決意する人も。
既に知り合いがその副業について詳しいのなら、内容について質問をしたり教えてもらったりすることもできますよね。
こういう意味でも、穏やかな気持ちで副業ができるように感じるので、掛け持ちをする気持ちになる場合もあるのです。
副業について興味があるから
副業そのものに興味があり、もっと副業について多くの知識や経験を得たいと思うので、副業を掛け持ちする人もいます。
副業OKの企業に勤めている場合は、これによる安心感もありますよね。だからこそこの機会にどんどん副業をしていきたい気持ちになるのです。
どんなに副業をしても、掛け持ちをしたとしても咎められることがないと思うと、これから先のためにも副業について深く知りたい気持ちが強くなる場合も。
実際に人よりも副業の知識や経験があると感じると、これが自信につながる場合もあるのです。
副業を掛け持ちすることによるメリット
副業を掛け持ちすると、どのようなメリットがあるのでしょうか。このメリットについて、お伝えしていきましょう。
一つの副業に縛られずに済む
例えば一つの副業でトラブルが起きて、辞めるような場合があるかもしれません。でも辞めてしまうと、また副業探しをしなければならないので我慢をする時もあるでしょう。
明らかに発注者側に非があると思っても、副業を失いたくないのでこれを言えないケースもあるのです。
このような時に、もし副業を掛け持ちしていたとしたら「もう一つの副業があるから、こちらの副業は辞めよう」とスムーズに思えることもあるでしょう。
一つの副業に対してあまり縛られてしまうと、本業に影響をするリスクも出てくるでしょう。楽しい気持ちで続けて行けるのが理想なのです。
こう考えると副業を最初から掛け持ちしておいて、リラックスした気持ちで取り組みたいと思う人もいるはずです。
色々な世界を知ることができる
副業を掛け持ちすると、色々な世界を知るきっかけになるのです。自分の特性について知る機会もあるかもしれません。
一つの副業だけでは気がつかなかった内容に、実際に気づく時もあるでしょう。色々な世界を知り、副業同士の比較をできるという点も、副業を掛け持ちするうえでのメリットなのです。
比較対象がないと、これが本当に自分に合うのかどうかが分からずに悩む時もありますよね。でも比較ができると「こちらの副業に特に力を入れよう」と、自分で思えるようになるのです。
仕事だから手を抜くのは許されないですが、多く受注をするようにしたり優先したりするのは可能でしょう。
収入が増えることが期待できる
副業を掛け持ちすると、今までより収入が増えると期待ができます。一つの副業をしているよりも、収入がアップすると思うと掛け持ちについても興味が出てくるもの。
どの時間帯にどちらの副業をするかなど、自分なりにスケジュールを立てて効率よく働いていけるでしょう。
収入を今よりも増やしたい理由から副業を始める人は多いですが、掛け持ちをすることにより更に収入アップが望めると思うと、嬉しい気持ちになりますよね。
副業を掛け持ちすることによるデメリット
副業を掛け持ちすると、メリットだけではなくデメリットもあります。デメリットについても把握をしたうえで、掛け持ちをするかどうかを決めるようにしましょう。
疲れやすくなる
本業に加えて副業をしているわけですから、その分既に疲れを感じている人もいるでしょう。このうえ更に副業を掛け持ちするとなると、疲弊してしまうリスクがあるのです。
それでも引き受けたからにはと思い、真面目な性格の人は睡眠時間を削ってでも副業をしょうとするでしょう。
結果として疲れてしまい、本業に対して身が入らなくなってしまう例もあるのです。副業をしている時には、真剣に努力をしていて気がつかなくても眠る前に疲れを感じるかもしれません。
朝に起きてみても、なぜか疲れが取れていないとしたら、これは副業を掛け持ちすることにより、無理をしているからでしょう。
疲れるのを覚悟のうえで始めたとしても、誰も止めてくれる人がいない可能性もあるので、自分自身の健康管理が求められるでしょう。
仕事が粗くなってしまう
副業を掛け持ちすると、本来丁寧な仕事をしようとしても限られた時間の中でするため、仕事が粗くなってしまうリスクがあります。
とにかく納品をすればよいと思い、努力をする人もいるでしょう。でも質が低いものを納品してしまうと、次の依頼が来なくなるケースもあるのです。
それなら最初から掛け持ちをせずに、一つの副業に専念をした方がよい場合もあるでしょう。仕事を丁寧にしたいと思っているのに、これができないと苛立ってしまう人もいるのです。これも副業をするうえでの、デメリットと言えるでしょう。
本業がつまらないものに見えてくる
副業は自分のペースで出来るので、とても楽しいと思う時も。でも本業はそうはいかないと考えると、つまらないように感じる時もあるでしょう。
実際には本業があるからこそ副業が成り立つのですが、これについての優先順位が分からなくなってしまうのです。
このため、副業に専念しすぎて本業が疎かになってしまう例もあるでしょう。こうなると、仕事に支障をきたしてしまうのです。
自分のペースで出来る副業は確かに魅力的ですが、本業にも必ず自分にとってプラスになる面はあるもの。
いずれ副業を本業にしようとしているとしても、そのタイミングを間違えないようにすることが重要なのです。
まとめ
副業を掛け持ちする時には、勢いだけでしてしまうこともあるでしょう。でもよく考えてみたら、無理をしていると思う場合もあるのです。
本当に副業を掛け持ちしたいと思っているのか、自分にとってプラスになるのかについて、始める前に考えてみるのが必要でしょう。
一度始めてしまったら、流れのままに続けてしまう人は多いのです。でも何らかのマイナスが、自分にとって訪れるリスクもあるでしょう。
そうなってから掛け持ちを止めるよりも、始める前にリサーチをしたりイメージをしたりしてから、掛け持ちについて決めるのがとても大切なのです。