副業のデメリットについては、様々なものがあります。メリットについて理解し魅力を感じたからといって、すぐに副業を始めてしまうのはとてもリスクが高いのです。
どのようなリスクがあるのかについてはできるだけ情報を入手し、理解しておくのが必要になります。デメリットに対してあまりにも不安を感じるようであれば、すでに副業をしている知人などに相談するのもひとつの方法。
今回は副業のデメリットについて詳しくお伝えしていきますので、参考にしてみてください。
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本業との掛け持ちについて
本業と掛け持ちをするわけですから、それに対してのリスクが発生する可能性もあります。本業をメインとして働いていく自分を理解したうえで、副業のデメリットの把握をしていきましょう。
会社の規定について
現在勤めている会社が、副業禁止の可能性もあります。禁止であることを知らないで、副業をしてしまうケースもあるでしょう。
副業をするうえで、条件を設けている会社もあります。それに対して自分が当てはまるかどうかを、確認しておくのが必要になるでしょう。
会社の規定を理解する必要性は、副業するうえで最初に考えなければいけないこと。これについて面倒だと思ってしまうと、本業を失う結果になりかねないのです。
副業で働ける範囲を気にしなければいけない
就業規則で副業を認めている場合でも、副業できる範囲が決まっていることも多いでしょう。会社で容認している副業の範囲を超えないように気をつけなければいけないのは、副業するうえでのデメリットといえます。
自由に副業しても良い会社なら安心ですが、そうではないケースも多々あるのです。それを気にしながら副業していかなければいけないくらいなら、本業一筋にして残業時間を増やしたり昇給を目指したりしたほうが良いケースもあるでしょう。
バレないように配慮が必要
外で働くような副業の場合は、本業の職場関連の人に見られることにより、副業がバレてしまいます。例えば「深夜のコンビニで副業しているから大丈夫だろう」と思ったら、仕事仲間がお客として来るケースもあるでしょう。
副業がバレないように、日々神経を使いながら働かなければいけないのは、副業をするうえでのデメリットです。親しい同僚であっても、副業の話はしないほうが良いと気を使わなければいけないのも、面倒だと思う時があるかもしれません。
副業の準備中のデメリット
副業の準備をするうえでも、デメリットが発生します。最初はワクワクした気持ちで、副業を始めようとする場合もあるでしょう。でも副業の準備をする段階で、すでにリスクが発生しているケースも。
探すのが面倒
自分に合う副業を探すことを楽しめる人は良いのですが、見つかるまでの時間に対して労力を要するケースも。色々と種類を探しているうちに何が一番良いのかわからなくなり、面倒に感じてしまう場合もあるのです。
人からの情報を得て、自分も同じ副業をしてみようと思ったけれど、資格が必要だと知って断念することもあるでしょう。
思うように副業が見つからず、探す時間ばかりかかってしまうのも、副業の準備段階でのデメリットです。
設備投資が大変
現在持っているもので副業ができるケースもありますが、なんらかの設備を用意しなければいけない副業もあるでしょう。
例えば高額なパソコンのソフトがなければ副業として成り立たない、新しく購入しなければいけない機械が多いなど。
本業での設備はきちんと整っているため、本業と同じ内容の副業をしようとした時に、自宅で設備を用意しなければいけないと後から気づくこともあるのです。
初期通しがあまりかかると、もとをとるまでに時間を要する場合も。それなら最初から副業をしなければ良いという結論に至ることもあるでしょう。
副業する中でのデメリット
副業が決まり、順調に働けているという風に思っていても、実はここでデメリットが生じているケースもあるのです。副業を始めた時には気がつかずに、途中でショックを受けることもあるかもしれません。
自由な時間が減る
本業において既に時間の拘束をされているにもかかわらず、副業でも時間を割くことになるのです。休日や本業が終わり帰宅した深夜など、できればゆっくりしたいと思っている中、副業をしなければいけないため自由な時間がとれないのです。
趣味を楽しみたい、もしくは久しぶりに友人と会いたいというような希望が叶わないと知ると、副業のデメリットを感じるでしょう。
ストレスや疲れが溜まる
本業とは違って、自分の好きなペースで仕事を進めていけるのが副業のメリットです。このため副業が楽しくなり、つい根を詰めすぎてしまう人もいるでしょう。
本業であれば帰宅時間が決まっているため、働きすぎることがありません。でも副業については自分でコントロールしなければいけないので、それができない人もいるでしょう。
あまりにも収入を重視しすぎて、自分の心身を労わることを忘れてしまうのです。結果として、副業によるストレスや疲れが溜まってしまうという場合もあるでしょう。
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副業をしてからわかる内容
副業をしている中ではあまり意識していなかった内容が、後からわかってくるケースもあるでしょう。副業をしているうちは、落ち着いた気持ちでいられるかもしれません。しかし後から、副業のデメリットを知るケースもあるのです。
本業に支障をきたす
今までよりも本業においてミスをしがちになってしまう、人とのコミュニケーションがうまくいかないというトラブルが起こる場合もあります。
本業をメインとして働かなければいけないのに、仕事に集中できない状況になるケースもあるのです。本業においてのモチベーションが下がってしまう人もいます。
「自分には副業があるのだから、なんとかなる」というように、本業をメインとして働くことに対して真摯な気持ちを持てなくなってしまう人も。
副業で収入を得られる自分なのだから、本業をやめても大丈夫と過信してしまうケースもあるでしょう。この過信について、後から「しまった」と後悔する場合もあります。
税金の処理が必要に
副業をするうえで、所得税負担が増えてしまう可能性があります。年間20万円以上を副業で得た場合は、確定申告が必要になってきます。
副業をする際にはどのような税金が関係してくるのかを、知識として得る必要があるでしょう。そしてそれを管理するのは、全て自分になってしまうのです。
もし確定申告をしないなどのことをすると、課徴金などの余計な支出が増えてしまいます。副業で収入を得ようとしているのに、ここで予想外の支出が出てしまってはとても残念な結果になってしまうでしょう。
税金についての知識を得なければいけないのも、副業をするうえでのデメリットといえるのです。
まとめ
副業のデメリットについては、メリットに変えるための努力も必要になってくるでしょう。例えば設備投資や税金についての知識を得ることなどは、デメリットにもなりますが将来的にプラスになる可能性もあるのです。
マイナスとして捉えて副業を断念するか、もしくはポジティブに考えて自分の成長のために工夫や努力をしていくかは、人により違ってくるでしょう。
副業についての知識はインターネットで調べるだけでは、誤った情報しか得られない可能性もあります。軽い気持ちで始める前に、正しい情報を得るために副業仲間や専門家などの意見を得るようにしましょう。
・副業に向いていないのはどんな人?向いている人になるためには